ゆき椿へようこそ
雪深い地方でみられる「ゆき椿」。
私たちが住む山形でも 月山や飯豊山 白鷹山などのふもとでみられます。
「ゆき椿」は雪と土の間でつぼみをふくらませながら雪解けをじっと待ち
春のおとずれとともに静かに赤い花をさかせます。
その姿が東北でモノづくりをするひとたちのイメージに重なりました。
東北には「不思議な魅力」が雪の下にたくさん かくされています。
その魅力を多くのひとに発信したいとう思いからこのサイトを立ち上げました。
また「ものづくり」というアナログな世界の感動をデジタルを通して
どこまで人の心につたえることが できるか私自身の挑戦でもあります。
雪の白は「無」の白。
無という形ないものの大きさ。枠にとらわれない無限大の可能性。
そして可憐な雪椿の赤は「命」の赤。
赤は人のこころや息づかい、才能や強さの象徴のように思えます。
何もない白い雪のキャンバスに生み出された作品(モノ)達。
山形を中心に東北にゆかりある作家の作品を紹介してまいります。
モノがあふれる時代のなか こころの栄養不足を解消できるような作品(モノ)
との出会っていただけたら幸いです。
ひごろのあわただしさを忘れて どうぞゆっくりと おたのしみください。
webギャラリー雪椿店主